メッセージ
広島工業大学
環境学部・建築デザイン学科 卒
初めて三共ディスプレイを知ったのは大学３年生の春でした。会社見学の際、私が一番初めに感じたのは、社内全体の明るい雰囲気です。各部署の垣根を感じさせない、社員の方々の笑顔と明るい声が記憶に残っています。また、店舗設計だけでなく、私たちが何気なく目にしている看板やサインのデザインから製作まで行っていることを知り、自分の携わったものがカタチとなって人々の生活の一部になることに魅力を感じました。豊かな自然に恵まれ、様々な文化や歴史が溢れる廿日市に根差した企業であることも魅力の一つです。入社後は、いつも優しく見守ってくださる先輩方の元、楽しく学びながら仕事に励んでいます。
私は製作推進部として現場での業務に携わっています。お客様の理想をカタチにするため、打ち合わせや図面をもとに様々な管理を行います。他にも、作業が円滑に行えるよう現場環境を整えることも大切な業務の一つです。現場管理をする上でときには辛いこともあります。綿密に打ち合わせを行っていても、現場で予想外の出来事が起こる場合もあります。常に現場を把握し、問題に対して柔軟に対応することが求められます。私はこれまで何度も失敗をしてきました。しかし、辛いときは製作推進部をはじめ、営業部や企画設計チームなど、沢山の人が味方となり支えてくれます。協力業者の方々もいつも優しく、とても頼もしい存在です。
現場での業務を通じて成長したことは、自ら進んで行動する力が身に付いたことだと思います。現場では、わからないことに度々出会います。一人で悩み、なかなか作業が捗らないことも多々ありましたが、少し勇気を出して周囲に相談してみると、自分では思いつかないようなアイディアやプラスαの知識を得ることができました。自発的に行動することは、緊張したり不安に感じることもあります。しかし、様々な現場を経験するうちに、「やってみよう」「聞いてみよう」「伝えてみよう」と少しずつ思えるようになりました。今後も沢山の問題にぶつかると思います。自分なりに考え、自信と責任感をもって挑戦できる人になることが今後の目標です。
